代表挨拶
2022年の年明けから新型コロナ変異株オミクロンの感染拡大が日本社会を覆い、2年続けて多くの人々が不安に陥っています。しかし、経済活動を続けなければいけない企業は、今年もこの試練を乗り越えなければなりません。 さて、当社は1991年の創業以来、業務の中核となっております汚水処理施設の維持管理業務を通じて、皆様が安心して生活できる水環境を提供するという使命を果たすべく日夜努力して参りました。 一方、社会は消費型社会から循環型社会へと大きく変革していく中で、当社は皆様の各ご家庭、各食品工場様からの汚水をきれいにして自然に戻すだけでなく、その処理の課程で発生する有機汚泥を、超高温好気性菌(YM菌)により有機肥料へとリサイクルするコンポスト事業を2009年に操業しました。 。当社の超高温発酵処理は、焼却によらないことから、処理コストの低減に繋がると共に「CO2」の削減による環境の保全にも寄与しています。また、お客様の有機汚泥処分の要望に対処していくため、完熟した粉体肥料を利用しやすいペレット状に加工する施設を導入しました。 現在では下水汚泥のみならず、企業の工場からの有機汚泥および動植物性残渣等の廃棄物も安定的に堆肥化しています。 この完熟肥料を用いて当社農場で野菜を栽培し、生産された野菜は、地元の道の駅で地産・地消されていますし、現在は関西圏・中部圏の営農組合等やゴルフ場で有機質肥料としてご利用していただいています。 2021年3月に環境ワクチンセンター名張工場の第3期発酵棟が完成し、4月からは第1,2期発酵棟と併せた施設の処理能力は100t/日となりましたが、第1,2期発酵棟の老朽化補修工事を執り行うこととしため、完全な第1,2,3期発酵棟の統合した運用は2022年後半からになる見込みです。 当社は、ISOを2003年に取得し、2018年にはISO14001:2015に更新しました。また、コンプライアンスを遵守し、環境及び社会との関わりの中で責任ある企業活動をして、社会のニーズにお応えしていくことが経営の重要課題であると認識し、持続可能な豊かな社会の構築に一層貢献して行けますよう努力していく所存ですので、ご指導ご鞭撻賜りますようお願い申し上げます。
2022年 1月
近畿環境サービス株式会社 代表取締役 望 田 昭 博
近畿環境サービス株式会社 名張事業所.総務課宛に送付ください。 ※お問い合わせ・連絡先 近畿環境サービス株式会社 総務課 越出 Tel:(0595)-67-2100 Fax:(0595)-67-2101 E-mail:kks04@eco-kks.co.jp
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